バッドエンドが好きな筈なのに

2022年12月30日、C Caseというロックバンドはその歴史に一旦の幕を下ろす様だ

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理由なんてのは、端的に言えば方向性の違いってやつで、言い方を変えるなら価値観の違い、そういう風な言葉で片付けてしまえる程、大した事の無い事でバンドは本当に終わったりする。

勿論僕らもその類で、側から見ればくだらないプライドや思想、努力の感覚や気持ちの問題、皆様からすれば「そんなことで!?」みたいな内容なんだと思う、しょーもないんだろう

 

でも、僕らはそれを捨てたら、本当にロックバンドなんて存在である理由が無くなってしまうし、生活や倫理観を吐き捨ててまでステージに立つ意味が分からなくなってしまう。

何事に於いてもそうだったりするのかもしれないけれど、どうなりたいのかってのが明確に無いと僕らは道を誤ってしまう、そういう事に気付く時間が余りにも長かった

 

何を小難しい事ぐちゃぐちゃと、とは言うけれど、もうそうする他ない、辛いって反応は散見するが、もっと辛いのは俺だ、バンド以外の生き方を勉強してこなかった、無視してきた、それ以外する気がまるで無かったから、これから本当にどうすれば良いか分からない、何より、死んだ様に生きるなんて嫌だ、好きな場所で好きな事をして生きるってのはやっぱり無理だって、現実に押し負けた様な気がして、本当に悔しい、そんな気はなかったにしろ、俺だって君のヒーローになりたかった。

僕みたいな奴が元気に生きて歌ってる、そういう場所がある限り、Cでも大丈夫だよって、そんな心算でバンドしてた、でも、何もかもが追いつかなかった、適当にやるだけじゃあ、意味が無かった

 

明確に恥を捨てて書くと、それぞれのメンバーによる、凡ゆる挫折ってところなんだと思う、もうこのままじゃ、一生このままだって。

バンドとバイトを掛け持ちして、それでもギリギリの生活をして、良い景色なんて滅多に見れなくて、どれだけ苦しくてもお客さんに当たるなんて以ての外で、メンバーにも当たれず、まあ当然、一人で抱えて、ってのが多分四人分、皆んな、しかもそれぞれ夢や思想を持った若者がバンドを組んで何かを成し遂げようなんて殆どが不可能に近い、ここまで続いただけでも充分奇跡とすら呼べてしまうくらいで、だから無理なんじゃないかって思う奴、焦る奴、皮肉る奴、単に落ち込む奴、まあ、そうなる

 

揉めたんだよな、もうやってらんねーよって、ある日を境に、急にそうなっちゃったんですよ

 

僕のブログ更新頻度が唐突に落ちたり、ライブで何度も自らのバンド名を連呼したり、そういえば自分のバンドTシャツを着た日もあった。

全部、嫌だったからなんですよ、駄々こねてた、現実を受け入れたくなかった、解散って案まで出てしまって、俺は無理矢理止めた、本当に嫌だったから止めた、せめて心変わりして戻れるなんて事が万が一にでもあるなら、同じメンバーで同じバンドでやりたいって、だから活動休止

 

多分というか、絶対、きっと、皆んなだって、望んでこうなった訳じゃ無いんだろう、真意はどうしても分からないけれど、そう思った方が楽だ。

だからこそ、いつかを待ってみる価値はあると思うし、そこに賭けたくなった、だからラジオもライブも最期まで、途中で辞めずにやる、中途半端な癖に、ケジメを付ける、俺は絶対に音楽を辞めない、こんなところじゃあ諦めない

 

やっぱ俺はこの四人が好きだし、今時バンドなんて悪手なんだろうが、それでもバンドをしたい、どうせいつか死ぬなら我儘しか言いたく無い。

僕はヒーローに成れなかったなんで、バッドエンドは受け入れない、確かに俺はちょっとも良い奴じゃないけれど、エンドロールにはまだ早い、もっと壮絶な毎日の上で成り立つ平凡な最期が欲しい

 

グッド・バイというにも早い、その日暮らしのサヨナラなら良いけれど、ずっとは耐えられない。

でも、どうしようもない事だってある、だから僕は一旦受け入れて、今は目の前の最期をちゃんと〆る、一旦幕は降りても、いつか上がるはず、その間は頼むから生きていて欲しいし、俺も死にたくない、音楽も作るし、したかった事を全部する、言ってる事もやってる事も、矛盾だらけで情けなくてダサいかも知れないけれど、カリスマなんかには多分一生成れないんだろうけれど

 

俺みたいな、AでもBでも無い奴が、あんな風に歌えたり笑えたり怒ったり吐いたり出来るのは、ロックバンドだからで、尚且つCだからである。

まだ何も分からない、だから皆んなには心配をかけてしまうかも知らないけれど、簡単にバッドエンドでって事にはしない、時間はかかるだろうし、いつになるか分からないけれど、必ずまた

 

君は何も悪くないから、君のせいじゃないし、かといって誰のせいでもない、たまたま運が悪かった、それだけ、俺も悪くない、悲しいんだったら、僕と一緒だと思う。

まとまらない、何もまとまらないけれど、俺は絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対、このまま死んでたまるかという気持ちだよ、とはいえ、本当にごめん、ごめん、もう少しだけ付き合ってください、ヒーローには成れなくても、綺麗事だけど、出来るだけ側にいたいっす

 

俺、バッドエンドなんか全然好きじゃないから